「地球温暖化は自然現象で、人間のせいじゃない」
そんな言葉を聞いたことがありますか?
私も聞いたことがあって、一時は省エネとかエコとかやってもしょうがないのかなって考えていた時期がありました。
でも、それ、デマです。
この主張、“誰にとって都合がいいのか”を考えたことはありますか?
温暖化は“自然のサイクル”では説明できない
たしかに地球には、氷河期と間氷期を繰り返すような“自然な気候変動”があります。
でも今起きている温暖化は、過去とはまったくスピードが違う。
産業革命以降、CO₂は異常なスピードで増え、
過去80万年で最も高いレベルに達しています。

そしてこの気温上昇とCO₂の増加は、見事に一致している。
最新の気候モデルでも、人間活動なしでは今の温暖化を再現できない。
科学者たちの結論ははっきりしています。
いまの地球温暖化は、人間の活動が原因です。
グラフ引用:エネ百科 https://www.ene100.jp/zumen/2-1-4

なぜ「温暖化はウソだ」という人がいるのか?
それは、“変わりたくない人たち”にとって都合がいいからです。
– 石炭や石油で儲けている企業
– 環境対策にコストをかけたくない政治家
– 今の生活スタイルを変えたくない一部の人たち
彼らにとっては「温暖化はでっちあげ」という説が広まった方が、
“行動しなくていい理由”になる。
だから、ネットや一部のメディアを通して、
都合のいいデマが今も拡散されているのです。
「今さえ・自分さえ良ければいい」社会構造のなれの果て
これは地球温暖化だけの話ではありません。
日本の政治、税金、子育て、教育、福祉…
あらゆるところに「未来の人より、今の“既得権”を守ろう」という力が働いています。
– 高齢者向けの政策が優先され、若者や子どもは後回し
– 消費税のような“庶民から広く取る税”はどんどん上がり
– 気候や教育の問題は「今、急がなくてもいいこと」にされてしまう
これ、とんでもない話じゃありませんか?
夏の気温は45度、労働力は不足し日本は過疎化が進み、外国人に侵食されつつある・・・
残酷すぎます。私たち大人世代はまだいいですよ、このツケを払うのは全ていまの子供たちですよ。
小さな声でも、伝えることをやめない
たとえ今は発信力がなくても、
誰か一人の心に届けば、それは未来を変える一歩になります。
「温暖化はウソ」
「税金はしょうがない」
「自分一人が動いても意味ない」
そんな空気に流されず、私はこれからも声を上げていきます。
そしてこの記事を読んでくれたあなたも、
どうか「今より、未来」を考える側であってほしい。
まとめ
- 地球温暖化は科学的に、人間活動が原因とされている
- それを否定するデマは、一部の“今だけ得をする人たち”に都合がいい
- 日本の社会構造は、「未来より今の保身」が優先される仕組みになっている
- だからこそ、私たち一人ひとりが意志を持って声を上げる必要がある
一人でも多くの方に伝わると嬉しいです。
では。
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