2025年4月26日、バチカンで行われた教皇フランシスコの葬儀。
この場所で、世界中が驚く再会がありました。
それは――
アメリカのトランプ大統領と、ウクライナのゼレンスキー大統領の「直接会談」です。
今回は、そして今回の会談内容について、そもそも2人はどんな関係だったのかについて、わかりやすくまとめます!
トランプ大統領とゼレンスキー大統領の関係は?
2人の関係は、じつは少し複雑です。
2019年、トランプ大統領(当時1期目)は、
ウクライナ政府に対して「バイデン親子を調べろ」と圧力をかけた疑い(※ウクライナ疑惑)で、アメリカ国内で大問題になりました!
そのときウクライナのリーダーだったのが、ゼレンスキー大統領。
つまり、最初の出会いは微妙な雰囲気だったんです。

※ウクライナ疑惑とは??
ざっくり言うと、
「トランプ大統領(当時)が、自分のライバルを潰すために、ウクライナに圧力をかけた疑い」アメリカの大統領がバイデン大統領だった頃、大統領の息子のハンター・バイデンは、ウクライナの大手エネルギー会社(ブリスマ社)の役員に就任してた。年収はなんと50万ドル(約7000万円)以上!でもハンターはエネルギー業界の専門家でもなかった。
父親が偉い人だから、コネなんじゃないか?と疑惑を持ったトランプ氏は、電話でゼレンスキー大統領に、「バイデン親子について調べてほしい」と頼んでいたらしい。
個人的な話で、しかもトランプ氏は軍事支援をちらつかせてこの依頼をしていたとアメリカでは大騒ぎになって、トランプ氏は弾劾裁判にもかけられた。結果無罪にはなったけどね。
その後、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、ゼレンスキー氏は各国に支援を訴える立場に。
でも、トランプ氏は
「ウクライナにあまりにも多額の支援をするのはおかしい」
と繰り返し発言してきました。
だから、
2人の関係はずっとギクシャクしていた
というのが正直なところでした。

写真引用:https://jp.usembassy.gov/ja/bio-president-biden-ja/
写真引用:https://www.afpbb.com/articles/-/3540942
バチカンでなぜ会ったの?
今回のバチカンでの会談は、もともとは公式な予定には入っていませんでした。
きっかけは、教皇フランシスコの葬儀。
世界中のリーダーたちがバチカンに集まる中、
偶然にもトランプ氏とゼレンスキー氏が、同じ空間にいたのです。
その場で、
「せっかくだから、短時間でも話をしよう」
という流れになり、非公式ながら急きょ会談が実現したそうです。
会談の内容は?
ゼレンスキー大統領は、
「とにかく、戦争を終わらせたい。
できるだけ早く、できるだけ多くの国の協力が必要だ」
と強く訴えました。
一方、トランプ大統領は、
「ロシアが民間人への攻撃を続けるなら、さらに厳しい制裁を科すべきだ」
とロシアを非難。
ゼレンスキー大統領はこの会談について、
「とても生産的だった」
とコメント。
トランプ大統領も、
「和平に向けて、自分もできることをしたい」
と前向きな姿勢を見せました。
ただし、
クリミア問題※など、解決しなければいけない難しい課題も多く、
一気にいい方向に話が進むわけではなさそうです。。
※クリミア問題とは??
もともとウクライナの土地だったクリミア半島を、2014年にロシアが奪いました。
現在もロシアに奪われたままですが、ロシアだけが「ここはもともとロシア領だった!」と主張し、ウクライナ含む世界中の国が「ウクライナの土地だったのに、ロシアに奪われた!良くない!」と主張しています。
まとめ:小さな一歩、でも大きな意味
今年の2月ごろ、ニュースではトランプ大統領とゼレンスキー大統領が口論していたのが話題になってましたよね。
正直、これまでギクシャクしていた2人が、
お互いに前向きに話ができたこと、良かったですよね!
早く戦争が終わる一歩になるといいですね。
では!
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