4/10の夜中の3時・・・私はいつものように夜泣きする我が子(赤ちゃん)に起こされ、流れでスマホを見ました。そこで見たニュースにびっくり・・・
それは…
✅ 「ほとんどの国に対する新しい関税を90日間ストップ」
✅ 「中国からの輸入品にだけ関税を125%にアップ」
という、かなりインパクトのある内容でした。
あんだけ株価も大暴落して、世界中パニックになってたのに…トランプさんどうしたんですか??焦
夜中の私は、こりゃ明日以降、持ってた株の大損が回復するぜ!とひとり歓喜。だがしかし、なぜこんなことをしたんだろうと疑問が残りました。トランプさんは何が狙いなのでしょう???
今回は、このニュースについて「なぜこんなことをしたのか?」を、高校生でもわかるようにやさしく解説していきます!
トランプ大統領ってどんな人?
まずは基本のきから。
トランプ大統領は、2024年の選挙で再びアメリカの大統領に選ばれた人物です。
過去にも大統領をやっていたことがあり、「アメリカ第一(America First)」を掲げて、海外との貿易にとても厳しい姿勢で知られています。

そもそも「関税」ってなに?
簡単に言うと、
他の国からモノを輸入するときにかける“税金”のこと。
例えば、日本からアメリカにスマホを送るとき、アメリカは「スマホ1台につき○○円の税金をとるよ」と決められるのが関税です。
10万円のスマホが、アメリカでは12.5万円で売られるってイメージです!

関税を高くすると、海外のモノが高くなって売れにくくなるので、自分の国の企業が有利になります。
【ニュースの要点】今回の関税政策、なにが起きた?
✅ ① ほとんどの国には「関税ストップ」
アメリカが「新しくかけようとしていた関税」を、90日間ストップ(止める)することにしました。
これは、最近の経済や株式市場が関税のせいでざわついていたからです。
関税があると、モノの値段が上がってしまい、経済に悪い影響が出ることもあります。
そこで、いったん止めて様子を見ることにしたわけです。
✅ ② 中国には「関税125%」という強硬姿勢!
でも、中国に対しては例外です。
関税をなんと125%に引き上げると発表しました。
これはすごく高い数字です。100円のモノを輸入するのに、125円の税金がかかるということになります。
中国からの輸入品は、アメリカで「すっごく高くなる」=「買われにくくなる」
トランプ大統領は、中国の貿易のやり方が不公平だとずっと主張してきました。
今回の関税は、「アメリカにもっとフェアな条件で取引してよ!」という圧力でもあるんです。
トランプ大統領の3つの狙いとは?
今回の決定には、いくつかのねらいがあると言われています。順番に見ていきましょう。
🎯 1. アメリカの経済を守るため
関税を強くしすぎると、企業のコストが上がって、モノの値段も上がり、消費が落ちて景気が悪くなることがあります。
なので、トランプ大統領は「とりあえず止めよう。90日間だけね」と決めて、経済が混乱しすぎないようにバランスをとったと考えられます。
🎯 2. 他の国との関係を悪くしないため
75カ国以上の国が「アメリカの関税きつすぎ!」と反発していたそうです。
このままだと、味方の国まで敵になってしまう可能性があったので、「一度ストップして、ちゃんと話し合おう」というメッセージを出したのです。
🎯 3. 中国には強く出る姿勢を見せる
一方、中国とはずっといろんな面で対立しています。
特に「不公平な貿易」や「アメリカ製品に高い関税をかけてくる」ことに対して、アメリカ側が怒っているんですね。
だから、中国にはガツンと125%という高い関税をかけることで、「もうちょっとちゃんとやろうよ!」というプレッシャーをかけているのです。

【まとめ】トランプの関税変更は、実はかなり戦略的
今回の発表は、ただの経済ニュースではなく、
- ✅ アメリカの経済を守りたい
- ✅ 同盟国と仲良くしたい
- ✅ 中国には厳しくしたい
という三つの目的を一度に達成しようとした、すごく計算された政策なんです。
ポイントまとめ
ポイント | 内容 |
---|---|
関税とは? | 他の国からモノを買うときにかける税金 |
今回の決定 | 多くの国には関税をストップ、中国には125%の関税 |
目的 | 経済の安定、同盟国との関係維持、中国への圧力 |
おわりに:今後の注目ポイントは?
✅ 「90日後、関税はどうなるのか?」
✅ 「中国がどう反応するか?」
✅ 「他の国との交渉はうまくいくのか?」
こうした国際ニュースは、最初はむずかしく感じるかもしれませんが、仕組みがわかるとめちゃくちゃ面白いです!
これからも、なるべくやさしく、わかりやすくお届けしていきますね!